Natureのブリタニカ vs Wikipediaの比較調査(2005)に関して
2009/11/22- 「Wikipediaの情報はブリタニカと同じくらい正確」(2005/12/16)
- 「Wikipediaはブリタニカ並みに正確」記事に反論(2006/3/24)
Natureは、今回の調査にあたって、WikipediaとBritannicaの双方からさまざまなトピックを選び出し、各分野の「しかるべき」専門家に意見を求めることにした。依頼を受けた専門家は、それぞれから同じ話題の項目を抜き出し、比較を行った。ただし、専門家には各情報がどちらのサイトから抽出されたかは知らされなかった。その結果、各分野の専門家から合わせて42件の有効回答が集まった。
最終的に、極めて重要な概念に関する一般的な誤解など、深刻な誤りが見つかったものはわずか8件で、それぞれ4件ずつという結果になった。ただし、事実に関する誤記、脱落、あるいは誤解を招く文章はいくつも発見された。Wikipediaにはこのような問題が162件あったのに対し、Britannicaのほうは123件だった。
この数を1項目あたりに換算すると、Britannicaは2.92件、そしてWikipediaは3.86件となる。(前者リンク、Nature調査方法箇所を抜粋)
ブリタニカは高クオリティーを売りにしているという先入観を勝手に持ってましたが、暫定的かつ定量的にはブリが相対的に「やや正確」くらいのレベルなのですね。ある事象の「正しさ」を証明しようとすると、それを証明したアプローチの「正しさ」を再証明する必要が出て(上記、ブリの反論記事)イタチごっこになりがちです。
個々のトピックの正しさを証明する以前に、まず正しさを規定する方法の正しさについて合意を取る必要があると思ってますが、、言うは易し、結構大変ですね。それでも地球は周ります 笑
ブリタニカ、現在は英語版のみのようですね。論文ではブリタニカの引用は許される気がしますが、Wikipediaの引用はNG(記事のソースを引用すべき)だと思います
