伊藤穰一の創発民主制について
2009/6/16もし自然がその他すべてのものに比べて排他的財産権の対象となりにくいものを作ったとすれば、それはアイデアと呼ばれる思考力の働きである。これは、その人が自分一人で黙っている限り、独占的に保持できる。でもそれが明かされた瞬間に、それはどうしても万人の所有へと向かってしまう。そして受け手はそれを所有しなくなることはできない。またその特異な性格として、ほかのみんながその全体を持っているからといって、誰一人その保有分が少なくなるわけではないということだ
私からアイデアを受け取ったものは、その考え方を受け取るけれど、それで私の考え方が少なくなったりはしない。それは私のろうそくから自分のろうそくに火をつけた者が、私の明かりを減らすことなく明かりを受け取ることができるようなものだ
人類の道徳と相互の叡智のために、そして人間の条件の改善のために、アイデアが人から人へ世界中に自由に伝わるということは、自然によって特に善意をもって設計されたようで、それは火と同じく、あらゆる空間に広がることができて、しかもどの点でもその密度は衰えることがない
またわれわれが呼吸し、その中を動き回り、物理的存在をその中に置いている空気と同じく、閉ざすことも排他的な占有も不可能になっている。つまり発明は自然の中においては、財産権の対象とはなり得ない。
(トマス・ジェファソン <伊藤穰一「創発民主制」documentより>)
- Joi Ito’s web
- 創発民主制
賛成です。伊藤穰一、というかトマス・ジェファソンの文面ですが 笑
面白いIDEAは減るものでも無し、積極的にshareした方が周囲が楽しくなって全体のbenefitを上げることができると思います。自分から出せばその分周囲からそれ以上にどんどん入ってくるしね
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創発とはなんぞや?という問いにはこの本がお勧めです
- 創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク
これ、大学時代に読みましたが、山形浩生が翻訳してたんですね
こちらにも創発は面白く書いてあります
この本はTatsuyaに教えてもらいました、ありがとう!

on 2009/6/16 at 2:18:52
自分にとっての名言、SFC=創発だ。
http://www.iface.ne.jp/