クリスティーズの売買へのコメント :: 2つのマーケットについて
2009/2/27クリスティーズが中国の円明園にあった干支の像をオークションした件について
- China condemns Christie’s auction (BBC)
- Sales Result :: the Rat
- Sales Result :: the Rubbit
ぼくはといえば、クリスティーズの”We continue to believe that sale by public auction offers the best opportunity for items to be repatriated as a result of worldwide exposure.”という声明に同意
自国のidentityとも言える大切な美術品が外国でマーケットに出されるのが感情的に辛いのはとても分かります
でもクリスティーズの役回りは、これまでイブ・サンローランが所有していて“行方不明”だった美術品をPublicにさらし、「所在を明らかにしてくれた」功績も大変大きいのではないでしょうか。イブ・サンローランの死後に美術品が放出されなければ、彼のラウンジに鎮座してたままだったかもしれない
さらに、「美術品は元の国に戻せ」というロジックを遵守すると大英博物館やメトロポリタンはもぬけの殻になってしまう。UKなどは「最高の保存環境を貴国にかわって提供している」などと言うけど、これもなかなか的を得ていると思うのです
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ご時世に乗っ取って言うと、“悪い”とするなら、マーケット(Christie’s / NYSE)それ自体ではなく、それを出し抜いて活用しようとする周辺構造(美術盗難 / 多重証券化によるリスク隠し)ではないでしょうか?
Marketは(多くの場合)不均衡を無くし、適度な調整機能を提供してくれるはず
Marketを攻撃するのはMKTをコントロールしているお国柄もあるのかな?
- Christie’s
- the market is always right

on 2009/2/28 at 1:55:09
えっとね、それは感情的なお話では全くなくて、
アートマーケティングの鉄則なのね。歴史的に。
自国に返せ、なんて感情論はガキのお遊びレベルのお話なのね。
100年単位でやってるわけだから、プロは。
歴史のある新興経済国のアートは片っ端から買われるわけね。
先進国から。
自国にそれを持っておけるほどの経済力がないからね。
で、その国が近代化を達成して、豊かになったときに、
その国は自国のアイデンティティに目覚める。
そのときに、買われた額よりはるかに高い金を出して
買い戻すのよ。それの利鞘を稼いでるのね。
それは数年じゃなくて、少なくても数十年規模で行われること。
で、超基本的なアートマーケティングの鉄則。
だから、クリスティーズのいい分は哲学ではなくて、
それを知っててやってるわけだから、屁理屈ですね。
って具合。
on 2009/3/2 at 23:32:00
>クリスティーズのいい分は哲学ではなくて、
>それを知っててやってるわけだから、屁理屈
にゃるほど
ロスチャイルド的な長期暗躍視点なわけですね 笑